短歌のピーナツ

堂園昌彦・永井祐・土岐友浩が歌書を読みます。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

第29回 坂野信彦『七五調の謎をとく』

七と五のまわり 土岐友浩 七五調の謎をとく―日本語リズム原論 作者: 坂野信彦 出版社/メーカー: 大修館書店 発売日: 1996/10 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (2件) を見る 昨日、こんなツイートが回ってきた。 @Perfect_In…

第28回 斎藤茂吉『斎藤茂吉随筆集』

永井祐 先日、とある会合の帰りの電車で、 同じ会に出ていた人と二人きりになった。 23時を過ぎた、それほど混んでいない中で並んで吊革につかまっていると、 その人が「永井さんは旅行、しないの?」と言ってきた。 「しない」という返事をはっきりと予想…

第27回 尼ヶ崎彬『近代詩の誕生―軍歌と恋歌』

日本最初の「詩」は軍歌だった!? 堂園昌彦 近代詩の誕生―軍歌と恋歌 作者: 尼ヶ崎彬 出版社/メーカー: 大修館書店 発売日: 2011/12 メディア: 単行本 クリック: 3回 この商品を含むブログを見る こんにちは。 今回は尼ヶ崎彬『近代詩の誕生―軍歌と恋歌』(…